少し過激なタイトルになってしまいました。何を言いたいかというと、「世の中には様々な人がいる」ということです。
精子提供のボランティアをやると、普通に生活していると会わないような方に良く出会います。選択的シングルマザー希望者。FTMと女性のカップル。同性愛者。男性不妊/女性不妊カップル。それらの数多くの、いわゆる少数派と言われる方々と会った結果、「『少数派』は別に少数ではない」ということがわかりました。
世の中の1割は同性愛者と言われています。性同一性障害も一定数発生しうるものです。男女平等が進んだ結果、自らシングルマザーを選ぶ人が増えるのは当然の流れです。不妊も6カップルに1カップルと言われています。ありふれた、当たり前のことなのです。
そして、そのような人たちと数多く話してわかりましたが、彼らも普通に子どもを望み、普通の悩みを抱える、普通の人間なのです。「自分は何かおかしいのではないか」と思っている方がもしいましたら、安心してください。あなたは異常ではありません。子どもがほしいという普通の、ありふれた望みを持つ一人の人間です。そしてそれは叶えられるべきだと私は信じています。夢を叶えるために、協力させていただけると私も嬉しいです。