不妊の原因は女性側だけと思われがちですが、実は約半数は男性側に原因があります。無精子症や乏精子症など、男性不妊の基礎知識と検査・対処法を医学的に正しく解説します。
目次
不妊原因の約半分は男性側
世界的な統計でも、不妊の原因は「女性のみ」「男性のみ」「両方」「原因不明」がほぼ同程度の割合で存在するとされています。男性のみが原因となるケースも決して少なくありません。
それにもかかわらず、「妊娠できない=女性側の問題」という誤解が根強く残っています。この思い込みは、検査の遅れや心理的負担につながることがあります。
妊活を始める際は、女性だけでなく男性も同時に検査を受けることが重要です。早期に状況を把握することで、適切な対応を選択できます。
男性不妊の基礎知識については、男性不妊の基礎解説ページもあわせてご覧ください。
代表的な男性不妊(無精子症・乏精子症など)
男性不妊の主な原因には、以下のようなものがあります。
- 無精子症:精液中に精子が存在しない状態
- 乏精子症:精子の数が基準値より少ない状態
- 精子無力症:運動率が低い状態
- 精子奇形症:正常形態の精子が少ない状態
無精子症には、精子が作られていない「非閉塞性」と、通り道が塞がっている「閉塞性」があります。原因によって治療方針は大きく異なります。
乏精子症や運動率低下は、生活習慣、加齢、ホルモン異常、精索静脈瘤などが関与することがあります。
男性不妊は決して珍しいものではなく、誰にでも起こり得る医学的状態です。
検査と治療、そして選択肢
男性側の基本検査は「精液検査」です。採精後、精子数・運動率・形態などを評価します。
治療方法は原因によって異なります。
- 生活習慣の改善
- 薬物療法
- 手術(精索静脈瘤など)
- 顕微授精などの生殖補助医療
それでも妊娠が難しい場合、精子提供という選択肢を検討されるご夫婦・ご家族もいます。
男性側の理解が妊活を前進させる
妊活は女性だけの問題ではありません。男性が正しい知識を持ち、主体的に関わることが、精神的な支えにもなります。
「もしかして自分が原因かもしれない」という不安を抱え続けるより、検査を受けて現状を知ることが前進への第一歩です。
男性不妊が判明したとしても、今は多様な医療と選択肢があります。一人で抱え込まず、正しい情報に基づいて判断することが大切です。
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