同性婚に関する訴訟が全国各地で行われています。この判決の結果とは別の次元で、欧米では同性婚は多くの国で認められており、欧米と価値観を共有する日本が同性婚を認めるまでは長くないでしょう。
同性婚が認められれば、当然ゲイやレズビアンのカップルが増えます。結婚の権利が認められれば、当然子どもを作る権利の話にシフトするでしょう。子どもは家族を形成するにおいて重要な要素だからです。
ゲイのカップルは代理母出産や里親、レズビアンのカップルは精子提供や里親がなければ、子を持つことができません。そうなるとそれらのニーズが増え、産まれた子どもの法的地位を安定させる必要性が周知されます。これを以てようやく精子提供に関しての法規制が議論され始めるでしょう。
日本でも10年以内に精子提供が制度化されるでしょう。上記の同性カップルの問題だけでなく、トラブルに発展するケースも広く知られるようになり、法規制の必要性がだんだん大きな議論になっていくと予想します。
同性愛者の権利のためだけでなく、安全な精子提供の制度設立の為にも、同性婚の合法化を私は支持します。