https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210524-OYT1T50192/
ついに医療機関による民間精子バンクが設立されました。不妊治療中の男女カップルの新たな選択肢が生まれました。
もちろん、これですべてのAIDのニーズが満たされたわけではありません。まず、シングルマザー希望者やレズビアンカップルは対象外なので、彼らは依然として医療機関や公的機関でAIDを受けることができません。また、費用も15万円と高額であり、一度で妊娠するとは限らないことを考えると、金銭的な壁も立ちはだかります。
SNS を通じた個人ドナーによる精子提供は、まだ続いていくでしょう。しかし、大きな前例であることは間違いありません。これを気に医療機関によるAIDが質的にも量的にも改善されることを望みます。